泣き虫の備忘録

等身大の日常をつづります

どうして父親に料理をしないのか聞いた話

お疲れ様です
ひなみです

うちの父親はザ・昭和といった父親で、まったくもって家事をしません。唯一掃除は年末の大掃除だけ参加します。

母によく愚痴をこぼされるので、
「母さんが死んだら父さんどうするんよ~」と釘を刺すのですが、「俺はポテンシャルが高いからやればできる」と口ばっかりの始末。

やれやれ、と思い、先日父親と二人でご飯を食べる機会があったので「父さんはなんで料理せんの?」と改めて聞いてみたら「実は・・・」と。

 

「昔母さんと二人で暮らしてた時、母さんが体調崩してさ。俺なんにも料理したことなかったけど、頑張ってチャーハン作ったんよ。でも母さんそれ食べて、『もう作らんで…』って…。」

 

どうやら20年以上前のことがトラウマ(?)で「俺は料理ができない」と思い、そこから料理を遠ざけてきたようです。ち、ちいさい男め…(笑)。でも納得。プライドの高い父よ、よく正直に言った。そこはえらい。いやだからと言って何も変わらんのだがね。あの時母が苦しみながら『お、おいしいよ…』と嘘をついていたら、なにか変わったのかも。でも諦めたのは父親ですからね。これはどっちが悪いとかではなく、問題はあまりにも家事ができないと一人で生きていけるのかですよ。


せめてチャーハンは作れるようになってもらいたいが。